お客さんに本当に必要なものを選んで、
想いをカタチにするお手伝いがしたい。
荒木 正孝
- 趣味
- 気の合う人と楽しくお酒を飲むこと、演劇鑑賞
- コメント
- お客様に本当に必要なリフォーム、大切な住まいのメンテナンスをご提案します。
職人としての技術を生かした、Mstyleにしかできない仕事でお客様の満足を追求しています。
~爺さんに教わった“人としての生き方”~
尊敬するのは祖父。祖父は電気治療院を開業していました。小さい頃、爺さんと婆さんが大好きで、いつも爺さんの治療室に遊びに行っていました。 「今は勉強なんてしなくていい、大人になれば”ここで勉強しなくては!“という時が必ずくるから、その時にいっぱい脳みそに汗をかいて勉強すればいい。今あわてて勉強なんかせんでいい。今のうちにより多くの友達を作りなさい。」
と笑いながら話す爺さんの顔を思い出します。
社会人になりたての頃(サラリーマン時代)、無我夢中で仕事をしていましたが、いろいろな問題に直面するたびに、爺さんに相談してアドバイスをもらっていました。
「車のハンドル、ブレーキに遊びがあるように、体には関節に遊びがあるように、人生にも遊びが大切だ。常に冷静な判断。余裕をもって行動しなさい。」
爺さんにそう言われて、当時は「そうか・・・遊びも大切か!じゃーもっと遊ぼう!!」
と、ちょっと勘違いな自分なりの解釈をして遊びまくっていました(笑)
ただ今になって、昔言ってた爺さんの言葉がようやく理解できるようになってきた気がします。
最近では「爺さん、俺のことを試してるのか・・・?」と思うくらい
「正孝に相談があるんだが・・・」
「正孝この問題についてどう思う?」
と質問攻めにあうこともあります。
少しは一人前の男として自分のことを認めてくれたのかな!?と思っています。
爺さんは昔から朝は4時から夜は8時ぐらいまで本当によく働いて、“遊びが大切だ”というわりにはまったくもって仕事一筋。ギャンブルはもちろん旅行にも行かず、どこにその大切な遊びがあるのかと思うくらい年中無休で働いて、休みといえば正月休みと盆休みぐらいだけど、毎日楽しそうに仕事をしていた爺さん。
治療費も一人に1時間から2時間電気をかけるのに、千円しかもらわない欲の無さ。
婆さんが「電気代にもなりゃしない」と愚痴ってたのを思い出します。
家には本棚に入れきれなく廊下にまで山積みになっている本や、毎日やって来る一人一人の患者さんの為に、手書きで書いた”より良い生活をおくる為のアドバイスメモ”が机の上にいっぱい。
婆さんの事なんてほったらかしで、常に患者さんのことで頭がいっぱいの爺さんを見てきて、「なんかこんな生き方もカッコイイな」と思わせてくれました。
今の時代自分の事ばかり考え、楽してお金を稼ごうと損得勘定で動く人が多い中、やっぱり自分は不器用な爺さんみたいな生き方がしたいと思っています。
スタッフお名前
おなまえひらがな
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